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デンタルインプラントって何?

デンタルインプラントとは生体親和性に優れたチタン製の小さなスクリューで、失った歯根の機能を果たします。

まずインプラントを顎の骨に埋入し、約6週間~12週間の治癒期間を経て、顎の骨とインプラントが結合するのを待ちます。その後、患者さんに適した歯冠やブリッジ・義歯などの人工歯をインプラントに固定します。

※治癒期間は初期の状態により異なります。

● 天然歯 ● ● 歯冠をかぶせたインプラント ●
天然歯写真 歯冠をかぶせたインプラント

◆デンタルインプラントはこんな時に頼りになります...

病気で歯を失ってしまった...

歯周病や虫歯やその他の病気で歯を失った場合、デンタルインプラントは以前のように歯のある生活を取り戻す理想的な方法となります。

事故で歯を失ってしまった...

スポーツや日常生活のケガで歯が抜けてしまった場合、デンタルインプラントはあなたの慣れ親しんだ容姿と機能を取り戻してくれます。

先天性で歯が生えない...

遺伝的に歯がなく、歯と歯の間に隙間がある場合や歯が充分に発育してなかった場合、デンタルインプラントが新しい歯の基盤となってくれます。

◆従来の治療法と比べた場合のデンタルインプラントのメリット

インプラントは、新しい歯の基盤となります。顎の骨とインプラントがしっかりと結合した後に、喪失部分のみで修復します。

インプラントを用いない従来の治療法

インプラントを用いない従来の治療法

従来の治療法では、周りの健康な歯を削りブリッジを装着します。このように形成された支台歯は、ブリッジを保持する役目を果たしますが、削られた部分は元に戻りません。

インプラントを用いた治療法

インプラントを用いた治療法

デンタルインプラントが歯根の代わりとなり、人工歯冠の柱の役目を果たし、周りの健康な歯を削る必要はありません。

◆インプラントの持つ可能性

歯が抜けてしまった場合の解決策としてのインプラント
インプラント治療法における1本または複数の歯に対する修復歯

歯が1本ない場合

歯が1本ない場合

歯が複数ない場合に、ブリッジで修復した場合

歯が複数ない場合に、ブリッジで修復した場合

歯が全てない場合に、固定式ブリッジを複数のインプラントを用いて固定した場合

歯が全てない場合に、固定式ブリッジを複数のインプラントを用いて固定した場合

◆インプラントの埋入

インプラントは、通常入院をせずに局所麻酔下で骨に埋入します。顎の骨とインプラントが結合するのを待ち、歯の修復物を固定します。この治療期間は状況により異なりますが、約6週間~12週間を必要とします。

1.治療方法の計画

治療方法の計画

患者さんの口腔内の状況を診断し、手術計画を立てます。

歯科医は患者さんに細かい情報を伝え、要望に添ってアドバイスを来ない、抱いている疑問に対し明確にしてくれます。

そして、レントゲンを撮り、手術計画を作成し、デンタルインプラントの埋入位置を決めます。

2.手術(埋入)

手術(埋入)

局所麻酔を行い、インプラントを埋入します。

その後、インプラント表面と周りの骨が結合し、固定するための治癒期間を持ちます。

3.修復物の装着

修復物の装着

治癒期間を経て、新しい歯冠をインプラントに固定します。

◆歯とインプラントのケア

口腔内を清潔に保つことが必要です。適切なお手入れがインプラントを長持ちさせます。天然歯と同じようにインプラント歯科医院での定期検診を行い、あなたに適したお手入れ方法が指導されます。

◆代表的なインプラントのメリット

  • デンタルインプラントは天然歯のような審美性を回復できます。
  • 修復物に対して、安定した基盤となります。
  • 隣の歯を削る必要はありません。
  • 義歯をしっかりと支えます。
  • デンタルインプラントなら骨が萎縮するのを防ぎます。
~ ストローマン 患者インフォメーション ~